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一枚板はオーダーしたほうが安い

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自然をそのままに感じられる一枚板は非常に魅力的ですが、突板・挽き板や幅はぎ材に比べて格段に値段が高いのがネック。ただ、ちょっと工夫すれば購入価格をかなり抑えることもできます。安くて自分に合ったものを買いたい方は、本記事を参考にしてみてください。

一枚板はオーダーしたほうが安い

高級一枚板のお値段は?

まずは、都内を中心にお店を構える某一枚板屋さんのラインナップから、高級一枚板の価格帯を見ていきましょう。
写真と共に材種/サイズ/値段を記載していきます。厚みは特に記載がなければ50mm前後です。


こちらはトチです。比較的産地が多く、北海道から九州まで幅広く分布している木ですね。サイズは2800mm × 770~1200mm。お値段250万円。高っか!
 

色合いは一個前のトチと似てますが、こちらはポプラ。アメリカやカナダに多い材種ですね。サイズは2800mm × 630~1000mm。お値段150万円。高っか!
 

クス。九州に多い材種ですね。サイズは2300mm × 780~1300mm。お値段80万円。前2つと比べると安く感じてしまいますが、冷静に考えると高っか!
 

こういう異素材と組み合わされたやつもありますね。材種はポプラ、サイズ1600~820mm。木材部分が少ないのと、小さ目のサイズが組み合わされているのでお値段はお安め。40万円弱。
 
巨木からしか切り出せないようなサイズや、状態が良いもの(虫食い、割れなどがない)になると、かなり値段は高めになってますね。

一枚板の価格変動要因

一枚板の価格は、主に以下3つの要素で変動する(とプロに教えてもらった)のですが、

  • 木の値段
  • 為替レート(外国材の場合)
  • 購入者の心理

この中で、特に影響が大きいのが購入者の心理のようです(一意見です。業者によって見解が変わる可能性あり)。一枚板は値段があって無いようなもので、30万円で売り出していた一枚板が売れなかったため、120万にした途端に売れた例もあるとか。「高い物=良い物」と考えるヴェブレン効果ってやつですね。
一枚板が好きな方はご存知かと思いますが、一枚板は交渉次第で店頭価格の10~25%オフで買える事実も、この話の裏付けになりますね。

安く買うコツ

で、ここからようやく本題に入りまずが、最も安く一枚板を手に入れるには「購入者の心理」に該当する要素を極力排除するのがポイントのようです。
と言っても難しいことではなく自分の要求を伝え、それに合うものをオーダーして待つだけ。つまり、品質(虫食い、割れの有無など)、サイズ、希望価格帯を伝えておき、ピッタリの木材が見つかるまで待つと、需給がカチっとかみ合ったものを購入できるので、購入価格を抑えることができるってことですね。(もちろん、どんだけ下がるかはお店によりますが)

というわけでオーダーしてみた

この情報に基づき、さっそく実践してみました。オーダーとしては、

  • 材種はブラックチェリー
  • 片側は耳つき(樹皮を残して加工すること)
  • サイズは2200mm × 550mm、厚み50mm
  • 20万円以内
  • 多少の虫食い、割れは許容

という内容。
 
そして待つこと約半年。
 

オーダー通りの材がキター!!!
まだ塗装前なので、よく知るブラックチェリー色にはなってないですね。
 

研磨と塗装後の写真。塗装により、よく見るブラックチェリー色に色合いが変化してますね(オイルはほぼ無色透明です)。塗装直後なので、まだ色が若いですが、これから育っていくのが楽しみ。
 

こちらが自宅に届いたときの写真。キッチン幅2700mmに合わせたいところでしたが、玄関から搬入できなくなるので2200mmとしてます。搬入のことも考慮が必要ですね。

実際に安かったのか?

で、気になる価格ですが、天板20万円(オーダー通り)、無垢材の一本脚(1000mm弱)が4本で9万円(工賃込み)、合計29万円でした。
 
比較材料として、飛騨家具で売っている同じサイズのカウンターと比べてみます。

こちらはウォールナットの幅はぎ材(木をつなぎ貼り合わせて1枚の板に加工したもの。通常、同サイズの一枚板よりも5~8割ほど安い)ですが、値段は32万円。
ブラックチェリーよりもウォールナットのほうが材種として1~2割程度高いことを加味しても、オーダー一枚板がかなり安く仕上がっていることがわかります。

その他、価格を下げるコツ

もう少し価格を抑えたい場合は、都内のお店ではなく、地方のお店に頼んでみましょう。同じ材種/サイズでも都内に比べ2~4割安くなることが多く、割安感を存分に得られるはず(その分、弊害も出てきますが・・・コミュニケーションコストとか。)
 
 
ただ、どんな方法を取っても、希少性が高いもの(サイズが極端に大きいものなど)はあまり安くならないみたいですけどね。

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