美泡湯を２年間使ってみた効果と故障トラブルをレポートします

美泡湯（びほうゆ）は「酸素を含んだミクロの泡」が「モイスチャー効果を発揮」し、お肌しっとりが長続きする効果があると謳われていますが、果たして本当なのか。２年感使ってみたので結果をレポート。また、途中で壊れたので、そのトラブル対処法も。

美泡湯を２年間使ってみた効果

美泡湯（びほうゆ）とは

このページに辿り着いた方には説明不要かと思いますが、念のため、まずは美泡湯について簡単に説明します。
美泡湯はパナソニックのバスルームオプションの一つで、お湯をクリーミーな見た目にしてくれる商品です。バスタブの内面に一口の吸込・噴射口が付き、バスタブの側面（エプロンの内側）に設置された機械の中でお湯と空気を攪拌し、細かい空気を含ませたお湯をバスタブ内へと戻す仕組みになっています。
　

使用時のバスタブ内の変化

次に、美泡湯を使うとお湯にどのような変化が起きるのか、写真でお伝えします。
　

こちらは、美泡湯のスイッチ点火前のバスタブ。スイッチを入れると、次のように変化していきます。
　

噴射口から白濁したお湯が噴出し、時間にして30秒程度で全体が白濁するに至ります。白濁の要因は、上でも解説した通りお湯に混ぜられた空気。商品説明には「酸素を含んだミクロの泡」
とありますが、正しくは「空気を含んだミクロの泡」ですね・・。
　

ちなみに、スイッチはこんな感じ。
　

実際の効果は？

美泡湯の謳い文句としては、

• お風呂あがりのポカポカが長続き
• お肌のしっとり感が長続き

とありますが、実際はどうなんでしょうか。その効果を巡っては何故か口コミが少なく、有益な情報がネット上にほとんど載ってないんですよね。価格は20万円前後と決して安くはないので、費用対効果が得られるのかが皆様気になっているところかと。自宅で美泡湯を２年間使った結果を以下に記載します。
　

　

美泡湯の副次的な効果

というわけで、製品の謳い文句に対しては全くと言っていいほど効果が感じられませんでしたが、他に副次的な効果があるんですよ。
　
まず一つめに、「入浴剤を買わなくて済む」という効果。スイッチを入れるだけでお湯がしっとりしますので、入浴剤いらずになります。ただ、入浴剤が大好きな方が入浴剤を手放すほどになるかと言われると、肯定はできませんが・・。
二つめに、「うちの風呂、ミクロの泡が出るんだぜ」と言える効果。自宅のお風呂からミクロの泡が出る。ただそれだけで、ちょっとだけ自慢できちゃいますね。特にこれといった効能はありませんがね。
　
まあ、簡単に言うと「無いよりはまし」という程度ですので、約20万円分の豪華な効果は期待しないほうがいいでしょう。
バスルームオプションの中で、最大の費用対効果を発揮するのはミストサウナの「ミスティ」ですので、資金に余裕がない場合はミスティを優先するのがオススメです。
　

　
ミスティは東京ガスの新宿ショールームなどで実際に体験できますので、是非試してみてください。
　

東京ガスのショールームでミストサウナ体験

家の浴室にミストサウナをつけようと思い、東京ガスさんの新宿ショールームで、ミスティを無料体験してきました。結論から伝えると・・・予想以上に良い！ディ・モールト良い！ミストサウナ（ミスティ）めっちゃいい ...

　

美泡湯の故障トラブル

話は変わり、美泡湯の故障について。我が家では１年半くらいの使用で美泡湯の白濁が弱くなるトラブルに見舞われました。白濁が弱くなるトラブルはよく発生するようで、主な原因と対処法が公開されています。
　

　
我が家は上記２点に当てはまらないケースでして、エプロン内側に設置された装置の吸気口に付いた調整弁の動作不具合で、空気が十分に混ざらなくなってしまいました。たまたまだといいんですが、１年半程度のペースで故障されると非常に困りますね。
　
ただ、トラブル時は製品サポートでしっかりケアしてもらえますので、ご安心を。