「YOGIBO(ヨギボー)」を購入して3年が経過。「ビーズのヘタリ」以外にも、「熱がこもる」「蒸れる」「動けない」などのデメリットが、長年使うと見えてきます。使い心地、メンテナンス性、デメリットなど購入前にチェックしたい点をお伝えします。
体にフィットしすぎるビーズクッション
Yogibo(ヨギボー)は、今や家電量販店でも取り扱われているほどの人気を博すビーズクッション。まだ流通が少ないころは、体験イベントに数千人の列が出来たほどでした。特徴は、「快適すぎて動けなくなる」と言われるほどの凄まじいほどのフィット感。そして、ご自宅の広さや使い方に合わせて選べるサイズ、豊富なカラーバリエーションですね。
この記事では、ヨギボーのオススメの組み合わせ、使い方、欠点などを解説していきます。
(参考)ヨギボー関連情報
- ヨギボーは古い。フェットサック・クッションに飛び込めー!
飛び込める異次元のフワフワクッション。ヨギボーよりも断然オススメ。
- ヨギボーが値下がりしない理由と少しでも安く購入する方法
ヨギボーはどの店舗でも同一価格で販売されているので、本体価格以外のコストに工夫が必要
- ヨギボーは猫も犬もダメにしてしまうソファということが判明
ヨギボーでダメになってしまったにゃんことわんこの特集
担当者に聞いたオススメの組み合わせ
まずはメーカー担当者に聞いたオススメの組み合わせを紹介しますね。最近は家電量販店などでも取り扱われるようになり、ヨギボーの専門家がいない売り場で商品を選ばないといけないケースが増えていますので、どう組み合わせればよいのは迷っている方も多いはず。
メーカー担当者オススメセット(その壱)
- Yogibo Max(ヨギボーマックス): 約3万円
大人が寝転がれるサイズ。これだけで椅子・ソファ・ベッドの3役をカバー。[長さ:約170cm、幅:約70cm、厚み:約48cm、重さ:約8kg]
- Yosibo Support(ヨギボーサポート): 約1.4万円
ビーズソファの上に乗せれば、背もたれと肘置きになるU字型のビーズクッション。首回りと腕を快適にサポートするアイテムだ!
- Traybo2.0(トレイボー2.0): 約6千円
リラックスしながらタブレットやノートPCを使える万能トレイ。ソファを堪能しながら、そのままの姿勢で作業や読書が楽しめるぞ。
メーカー担当者オススメセット(その弐)
- Yogibo Lounger(ヨギボーラウンジャー): 約2万円
座るのにちょうど良い一人用サイズ。座りやすい形にデザインされているぞ。[長さ:約87cm、幅:約72cm、高さ:約75cm、重さ:約4.7kg]
- Yogibo Zoola Pod(ズーラポッド): 約2.9万円
座るのにちょうど良い一人用サイズ。座りやすい形にデザインされているぞ。[長さ:約95cm、幅:約65cm、重さ:約4.0kg]
- Yosibo Support(ヨギボーサポート): 約1.4万円
上でも紹介したやつだ!万能。
また、最近発売された「ジッパーロール」、ジッパーの開閉で座布団や枕に変身する優れもの。
ジッパーロールがすごい!
腕に巻いて使えば職場や学校でお昼寝するときに最適・・ッ!
汚れが目立たないダークグレーがオススメ。
使い方サンプル
次に、ヨギボーマックスを中心としたヨギボー活用方法を簡単に紹介。
その壱・座る
ヨギボーマックスは椅子のようにも使えます。
ヨギボーを直立させてから、ナナメ後ろに少し倒れ込むように体重をかけて座ると背もたれが生まれ、背中がサポートされた状態でリラックスできます。
その弐・寝る
ヨギボーマックスを寝かせて、上からダイブ!!
すると、高密度ビーズが身体のラインに合わせて形を変え、全身をくまなく支えてくれます。
快適に寝る
ヨギボーマックスの上にヨギボーサポートを置くと・・
ヨギボーサポートが首筋にフィットし包み込むようにサポート。快適さレベルアップ!
Yogibo Max (ヨギボー マックス) 特大Lサイズ ビーズクッション ビーズソファー 2人掛けソファー 人をダメにする クッション ローソファー ソファーベッド リクライニング おうちじかん 座椅子【Yogibo公式ストア】 |
ソファーのように
ヨギボーマックスとヨギボーキャタピラーロールロング(Yogibo Caterpillar Roll Long)を組み合わせれば、ソファのように使えます。
キャタピラーロールが背もたれの役割を果たすわけです。
ヨギボーマックスを背もたれ替わりにして地べたに座るのが最近のマイブーム。このスタイルだと腰への負担が少なくて快適です。
3年間使ってみた感想
ここからが本題。我が家でヨギボーを2年間使ってわかった「欠点」と「正しい使い方」について、良いと感じた点も交えながら書いていきますね。
安物とは比べるまでもなく高品質
まず、一般的なビーズクッションよりも優れている点は多いです。
- 使い心地
安物のビーズクッションとは違い、フィット感が素晴らしい。高密度なので崩れ過ぎず身体に吸い付くように形が変化。「快適すぎて動けなくなる」という謳い文句は間違いではないですね。 - 移動が楽
大きいサイズでも持ち運びしやすい軽さなので、TPOに合った使い方ができます。ヨギボーマックスのような大きなサイズのものでも、縦に立てておけば場所を取りません。 - メンテナンス性
ヨギボーは中のビーズを補充できるのが特徴。使っていくと半年くらいで張りが無くなってきますが、追加ビーズを購入し補充すれば元通りになります。
高密度ビーズならではの重大な欠点
とはいえ、高密度ビーズに起因する欠点もあります。ヨギボーは「長時間の使用には向きません」。ビーズが高密度すぎて、長時間使うと熱と湿気が籠り蒸れてきます。ビーズクッションの上で寝ようものなら、よほどクーラーが効いた部屋じゃないと背中は汗だく。また、身体にフィットし強力にサポートしてくれるせいで、身体が固定されて動きづらい。深く沈み込んでしまうので、体勢を柔軟に変えることができず長時間使っていると身体が痛くなってきますし、腰痛持ちにはキツイ。ヨギボーの使用は短時間にしましょう!
特に、腰痛持ちの方は注意。私はヨギボーを使って腰痛が悪化しました。ヨギボーに座ると動きづらくなり、同じ姿勢が続いてしまうので良くないんですよね・・。2つの欠点「通気性・放熱性が低い」「体勢を変えずらい」は今後の商品改良でなんとかして欲しいところ。
まとめ
というわけで、ヨギボーは数あるビーズクッションブランドの中ではトップクラスの使い心地を誇りますが、高密度ビーズクッションという性質上、通気性が悪かったり、姿勢の変更がしずらかったりと、欠点もいくつかあります。腰痛持ちの方は悪化する可能性が・・。長時間利用には向かないことを理解した上で購入されるのが良いかと。ビックカメラなどの家電量販店でも売ってるので、店舗で体験してから買うのがおすすめですよ。
なお、ヨギボーよりも断然オススメのクッションがありまして、記事「ヨギボーは古い。フェットサック・クッションに飛び込めー!」で紹介しています。フワフワなのにヨギボーのように深く沈み込まない!
(参考)ヨギボー関連情報
- ヨギボーは猫も犬もダメにしてしまうソファということが判明
ヨギボーでダメになってしまったにゃんことわんこの特集
- ヨギボーが値下がりしない理由と少しでも安く購入する方法
ヨギボーはどの店舗でも同一価格で販売されているので、本体価格以外のコストに工夫が必要