サッカーワールドカップのオフィシャルタイムキーパーも務めるウブロの時計に、靴の宝石と称されるベルルッティのレザーを使った限定コラボウォッチが熱い。「異なる素材とアイデアの融合」をコンセプトに掲げるウブロらしいコラボモデル。人気殺到で入手困難なブラウン・ゴールド、及び、日本限定のホワイトのクロノグラフを入手!!
ウブロ クラシックフュージョン × ベルルッティ
ベルルッティは靴の宝石と言われてますが、その由縁は、ベルルッティだけが使用を許された「ヴェネチア・レザー」に、色を重ねて独特のニュアンスを引き出す染色の手法「パティーヌ」を組み合わせて生み出される深みのあるムラ感が、単調な色合いになる染めとは一線を画し、まるで宝石のように輝きを放つことだと言われています。
そんなレザーを時計に使っちゃったもんだから、ベルルッティァ達は熱狂し我先にと、決して安くはないコラボモデルを購入しまくってるわけです。
というわけで、僕も2本購入。ブラウン×ゴールド、そしてホワイト×チタニウム。ご覧の通りどちらもクノログラフ。ブラウンが430万、ホワイトが170万です。クロノグラフだけでなく、トゥールビヨンも発売されてますが、世界限定20本だったので入手できませんでした。そもそも、1000万円を超えてたので即買いできないし・・。
限定ボックスが素晴らしい
このコラボ時計の凄いところは、ベルルッティで革靴をビスポークしたときだけ付いてくる専用レザーボックスに時計が入ってるところ。どうですか、ヤバイですね。発狂しそうですよね。
ブラウンのムラ感は、ブラウンに染色した後に色を抜きイエローを加えているそうです。ホワイトは単一な染色ですが、ベルルッティではスペシャルオーダーしないと見れない特別な色なので、これはこれであり。
中の構成は、時計用のトラベルケース、専用ブラシ、クリームなど。靴のお手入れグッズみたいな感覚ですね。
ワックス(左)とクリーム(右)も付いてますが、ベルルッティでお手入れ方法を聞いてみたところ、ワックスを塗ると表面がひび割れてしまうのでクリームだけで保湿するのが良いとのこと。
専用トラベルケース(右)は勿体なくて使えない。左はウブロブティックで貰ったウブロの普通のトラベルケースですが、対比させると次元の違いが際立つ。
これから買う方へ
最初にコラボモデルが発表されたのはバーゼルワールド2016で、その時のベルルッティーァの方々の熱狂は凄まじいものでした。初弾の色は「ブラウン」と「ブラック」でしたが、毎年色と仕様を変えてリリースされています。
毎年変わらない部分はウブロの「クラシックフュージョン」というデザインモデルを使っている点で、変化するのは、機構(クロノグラフ、トゥールビヨンなど)、レザーの色、ケースの金属(ゴールド、プラチナ、チタン)ですね。ブラウン×ゴールドなどの人気モデルは発売決定後すぐに予約しないと入手できないので、アンテナを張っておく必要があります。ブティックの顧客になっておけば、ある程度好きなシリアル番号を選ぶこともできます。
ヴェネチア・レザーはデリケートな革なのですぐに傷がついてしまいますし、水に極端に弱いデメリットもあります。しかし、このコラボモデルは、ベルトレザー表面に何かしらの加工を施してますので、傷も汚れも付きにくいのが特徴。さらにベルトは5万円で交換できます。5万って聞くと高く感じると思いますが、時計本体の1%くらいの値段なので良心的。ウブロらしい、ガンガン使えるスポーツウォッチ的な感じに仕上がってますので、ぜひお試しあれ。