金沢と和倉を往復している「花嫁のれん」は、予約は必要だが、特急と同じ値段で乗れる贅沢な観光列車。一日に４本程度しか運行してないけど、和倉温泉への旅の楽しみが倍増すること間違いなし。金沢・和倉間を電車移動するなら是非乗ってほしい電車。
観光列車「花嫁のれん」
花嫁のれんは、北陸の伝統工芸である輪島塗や加賀友禅をイメージしてデザインされた観光列車で、「北陸の和と美のおもてなし」を満喫できる列車。和倉温泉に行く時に、たまたまネット上で存在を知ったのです（JTBでは教えてくれなかった）。花嫁のれんのおかげで、優雅な旅を実現できたので、簡単に列車を紹介するぞー。
外観
とても華やかな外観。これ、特急なんですが、特急料金以外には追加料金無しで乗れる。ただし、全席指定席なので予約必須。
席
花嫁のれんは二両編成。１号車と２号車で席の配置や内装コンセプトが若干違うので、お好みの方を予約しよう。
１号車
１号車は8つの半個室があり、２名席～４名席が用意されている。通路には、日本庭園の飛び石をイメージしたという絨毯が敷かれているぞ。リクライニングシートではないので直立不動で座らないといけないけど、華々しい内装のおかげで時間を忘れて過ごせるけど、半分くらいは寝てました。
各部屋はそれぞれ友禅のオールドコレクションをあしらった空間としています。
©花嫁のれん公式ページ
２号車
２号車はオープンな座席とイベントスペースが設けられている。乗車記念の記帳台帳が置かれていたので、ドラクエ10の自キャラを描いておいた。
通路は流水のイメージ、いすは紅色の生地と背面の木の格子が特徴的なオリジナル回転いすとしました。内装は、伝統的によく使用される輪島塗の図柄を表現しています。
©花嫁のれん公式ページ
エントランス
金箔でギラギラとなったエントランスは実に金沢っぽい。輪島塗の伝統的な図柄も用いているそうな。伝統工芸品の展示スペースがあって、いくつかの作品が展示されているぞ。ただ、展示スペースにはオンラインサイトへ誘導するバーコードがありまして。工芸品のお買い物はウェブから、的な。
食事
花嫁のれんは、予約すれば食事も提供してくれる神対応っぷり。運行時間によって提供されるものが違っており、以下３種類のどれかに当たる感じです。
- 和軽食セット
加賀屋総料理長監修による能登特産の食材や郷土料理など、加賀屋の味を織り交ぜたメニュー。 - スイーツセット
有名パティシエ辻口博啓さんの「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」オリジナルセレクトスイーツ。ちなみに、辻口さんは石川県七尾市出身なので、和倉温泉周辺に大きいスイーツ工場があるのです。 - ほろよいセット
加賀屋総料理長監修による石川ならではの珍味を揃えた和惣菜と能登の酒造メーカー宗玄酒造の純米吟醸とのセット。
僕は予約し忘れたので、辻口さんのスイーツブランド「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」の金のシュークリームで我慢。（金沢駅で買えるよ。）
まとめ
石川県屈指の温泉スポット「和倉」に行くなら、花嫁のれんも一緒に予約しましょー！お食事の予約も忘れずにね！詳細は花嫁のれん公式ページで確認確認ッ！！