老舗の硝子工場があり江戸切子も盛んな墨田区では、「すみだガラス市」という毎年4月と10月に年2回行われているガラス器の特売市があります。すみだガラス市は、幅広いメーカーのガラス製品が市場価格の半額以下で手に入る夢の場所。行くしかないね。
すみだガラス市
開催場所は錦糸町にある大横川親水公園。錦糸町からすみだトリフォニーホールの横を両国方面に歩いていくと、会場が見えてきます。
最終日の夕方になれば、このように人もまばらですが、初日はマジでやばい。飴に群がる飴のように人が押し寄せる。その人混みをかき分けて掘り出し物を探すのが、このイベントの醍醐味です。
日用で使えるガラス製品も多いですが、ピアスやネックレス、化学実験用のガラス器具まで様々なものがあります。けっこう高いけど、伝統の江戸切子もあるぞ。
一番の人気商品はこちら。「うすはり」の名前でピンと来る方も多いと思いますが、大正11年創業、錦糸町の下町に工場を持つ「松徳硝子」のガラス製品です。その売り場には、大名行列を思わせるほどの長蛇の列が、立ちどころに形成される。
探索に疲れたら、近くにある甘味処「北斎茶房」で一息つきましょう。雰囲気があるお店です。
戦利品
戦利品としては、定番のうすはりを4つほど。 極薄のグラスは、グラスの存在を感じさせない繊細な飲み口を実現し、驚きの口当たりでビールの味を昇華させる。そんな極薄グラスを世に放ち、世間を圧巻させる2大メーカー「松徳硝子(しょうとくがらす)」「木村硝 ...
タンブラーLLサイズと、「大吟醸」と名を冠した吟醸酒の芳醇な味と香りを堪能できるグラスを各々2つ。
お値段は、4つ合わせて定価ベースで8,208円(税込み)のところ、大特価2,000円で購入。実に76%OFF!!
うすはり「大吟醸」は、かわいいフォルムで使いやすい。
なお、一般的に有名なのは松徳硝子ですが、業務用としては木村硝子が日本を圧巻。個人的には木村硝子製が推しです。以下の記事で松徳と木村を紹介しています。
世間を圧巻する高級薄口ビールグラスの2大メーカーを紹介
というわけで、すみだガラス市は毎年4月と10月ですよー!ぜひ足を運んでみてください。