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近代的な山中漆器でワイン・日本酒を愉しむ

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日本三大漆器の一つ、石川県加賀市の山中漆器。伝統的な漆塗りの漆器だけでなく、ウレタン塗装を施したカラフルな漆器も生産されるなど、積極的に異分野の技術を導入し進化している伝統工芸品です。気になっているメーカーをちょっとだけ紹介します。

山中漆器

石川県の伝統工芸と言えば九谷焼が有名ですが、山中漆器もまた伝統工芸品として有名ですよね。プラスチック製の漆器もありますが、大半が木製なので、山中漆器のカップやおちょこは酒器として最高なのです。というのも、木製は熱伝導率が低く保冷に優れているから、冷えたお酒が美味しく飲める。
以下、いま気になっているメーカーです。
 

嘉匠菴(かしょうあん)

伝統的な漆器も製作していますが、時代の変化に併せた新しい漆器の開発にも力を入れている会社。ワイン、日本酒にピッタリの漆器製品を世に送り出しています。天然木の欅の木目を生かした「Keyaki Cup Gold/Platinum」などが代表作。
 

©嘉匠菴

こちらは「Colorful」シリーズの木製カップ。山中産地の特色を活用し、伝統工芸技術と近代漆器の技法を融合させた色鮮やかな発色が特徴です。こういう色漆ならポップな印象になりますよね。色違いで揃えたくなる逸品。
 
また、同じ「Colorful」シリーズで、公式オンラインサイトには載ってないのですが、一つの木材から轆轤で削りだしたワイングラスに、上の画像のようなカラフルな塗装を施した「シャルドネ」という製品があります。水目桜(固い木)を使っているので割れにくい。写真がないのが残念ですが、めちゃ素敵な品なのです。(お値段は25,000円と、ちょっとお高め・・。直接メーカーに連絡すれば作ってもらえます)
 
家庭用の食洗器に対応した商品や

嘉匠菴 - ショップリンク
 

浅田漆器工芸

浅田漆器さんもまた、現代風の漆器を生み出すメーカーの一つ。
 

©浅田漆器工芸

公式ページには載ってないんですが、素敵な製品があるのです。
 
とはいえ、公式ページに載ってないし手元に写真もないので、紹介しようがない。またプロダクトを見つけたときに、情報更新します。
浅田漆器 - ショップリンク
 

我戸幹男商店(がとみきおしょうてん)

僕が唯一持っている山中漆器のメーカー。シンプルで飽きが来ず、でもって洗練されたデザインのプロダクトが特徴的。デザイナーさんの経歴を見ると、色々な賞を受賞してるようだ。
 

木製お猪口。軽くて使いやすいのです。かなり薄い作りなので口当たりはシャープですが、木製ならではの暖かみも感じられるプロダクト。値段忘れましたが、2つで9,000円弱くらいでしたので、お求めやすい価格設定。
 
我戸幹男商店 - ショップリンク
 

まとめ

まだまだ研究不足で、あまり多くのメーカーを紹介できませんでしたが、勉強を重ねて、徐々に更新していきますね。なお、嘉匠菴のカラフルなワイングラスが欲しいんですが、高すぎて高すぎて・・

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