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バルミューダトースターの効果レビュー: 色んなパンを焼いてみた

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バルミューダのスチームトースターは、スチームでパンを美味しく焼き上げると話題の商品。そこで、どんなパンでも美味しく焼けるのか調査してみました。バルミューダには、パンの種類によって個別最適化された5つのモードがあり、細かい温度制御と最適な時間でパンを仕上げてくれます。

バルミューダ ザ・トースターの比較実験

巷で話題の「バルミューダ ザ・トースター(BALMUDA The Toaster)」は、熱とスチームでパンを焼き上げる新しい仕組みで、どんなパンであろうと「外はサクッ、中はふわふわ」な異次元のおいしさに仕上げると言われています。が、果たして本当なのか。得意なパン・苦手なパンがあるかもしれないので、以下4つのパンで普通のトースターと比べてみました。

  1. 食パン
  2. コッペパン
  3. クロワッサン
  4. フランスパン

 

トースターの種類

 
バルミューダは初期モデル(K01A)を使用します。 このモデルは製品不具合のため無償交換の対象になっています。この記事の末尾に詳しく記載しています。
 
一方、比較に使ったのは、スチーム機能などが付いていない、ただ熱を発するだけの5,000円くらいのトースター。

 
なお、2019年1月時点のバルミューダ最新モデルは、温度制御方法などが改良されたセカンドモデル(K01E)です。
 

食パン

まずは食パンで焼き色、食感などを比較してみます。
 

使うのはパスコの超熟山型。バルミューダの設定は「食パンモード」です。
 

左は普通のトースターで焼いたパン。右がバルミューダです。見た目が全然違いますね。
 
まず焼き色ですが、バルミューダのほうが断然綺麗な焦げ目がつきます。次に味ですが、開封直後のパンとしばらく時間が経ったパンで試しました。まず開封したての場合ですがほとんど差がありませんでした。開封直後はみずみずしいですからね、差が出にくいんでしょうか。次に開封して1~2日経ったパンで試したところ、バルミューダのほうが若干ふっくら焼きあがります。ただ、どんぐりの背比べですね。バルミューダを使っても開封直後の味と食感には戻りません。
 

コッペパン

次にコッペパンで比較してみます。
 

使うのはパスコ超熟ロールです。バルミューダの設定は「コッペパンモード」です。
 

左の焦げてる方が普通のトースター、右がバルミューダです。
 
まず焼き色ですが、普通のトースターのほうは焦がしてしまいましたが、バルミューダのほうは焼き色が一切付きませんでした。食パンモードとは違い、コッペパンモードでは焼き色が付かないようです。
次に味ですが、コッペパンだと顕著な違いが出ましたね。圧倒的にバルミューダのほうが美味しい。普通のトースターに比べ、外側はほどよく水分が飛んでカリカリに仕上がりながらも、中はみずみずしさが増してふわふわになります。コッペパンは、バルミューダの特徴である「外はカリカリ、中はふわふわ」を最も体現するパンの一つではないでしょうか。

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クロワッサン

次に、みんな大好きクロワッサンで比較してみます。使うのはメゾンカイザーのミニクロワッサンで、バルミューダの設定は「クロワッサンモード」。
 

左がは普通のトースター、右がバルミューダです。見た目はほとんど違いがありません。
 
クロワッサンは焦げやすいため、普通のトースターを使う場合は余熱で焼く必要がありますが、バルミューダの場合は小細工不要。クロワッサンモードを使えば、焦げないように最適化された温度制御で焼いてくれます。味の違いは、コッペパンほどではないですが、クロワッサンの場合もそこそこ差が出る印象ですね。普通のトースターに比べ、外はカリカリ、中はふわふわに仕上がります。
 

フランスパン

最後にフランスパンの比較。使ったのはメゾンカイザーのブルーベリー入りのフランスパン。バルミューダの設定は「フランスパンモード」です。
 

左が普通のトースター、右がバルミューダで焼いたもの。見た目はほとんど違いがありません。味にも全く差が出なかったので、フランスパンはバルミューダを使う甲斐がないですね。
 

まとめと注意事項

結果としては、バルミューダの効果が最大限に発揮されるパンと、効果が薄いパンに分かれました。

  • 食パン
    開封食前のパンは、元々もっちりとしているのでバリュミューダを使っても味は向上しない。開封後時間が経っているパンなら、普通のトースターよりもバルミューダの方が多少ふわふわに仕上がる。
  • コッペパン
    中がめっちゃふわふわになる。普通のトースターとは次元が違うふわふわ感が得られる。オススメ!!
  • クロワッサン
    普通のトースターよりも外カリカリ、中ふわふわになるし、普通のトースターだと焦げるがバルミューダは焦げない。
  • フランスパン
    味・食感に差はない。どっちを使っても変わらない。

 
バルミューダを使えばどんなパンでも美味しくなる、という訳ではありませんでしたが、パンに強いこだわりを持つ人は値段相応の価値を享受できると思います。とはいえ、普通のトースターの5~7倍の価格なので、よほどパンが好きじゃないと費用対効果が出ませんね。
 
2019年1月追記
初期モデル(型番K01A)の一部の製品において、スチーム機能に不具合があり、ごく稀に漏電に至る可能性があるとメーカーから発表されています。対象の型番(K01A-KG、K01A-WS、K01A-GW)をお持ちの方は、無償製品交換プログラム(メーカー公式サイト)に申し込みましょう。
 

型番は製品の裏面(上図の赤枠部分)に記載されています。我が家のバルミューダは交換対象ですね・・。
 
また、これから購入を検討される方は、Amazonなどでまだ不具合を含む初期モデルが販売されてますので注意。以下のリンクは、2019年1月時点のバルミューダ最新モデル(K01E)なのでご安心を。

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