マンションのバルコニーと屋上の清掃用に高圧洗浄機「ケルヒャー」を購入。購入したK2クラシックプラスはコンパクトで組み立てが簡単。高い水圧で放たれた水はベランダ、網戸、窓など一通りなんでも綺麗にできますが、使い方に慣れないと片づけるときに高圧ホースが全然抜けない・・
ケルヒャーK2クラシックプラス
まずは、今回購入したケルヒャーK2クラシックプラスの使用感などを紹介します。
本体&吸水ホースでバルコニーの掃除が楽々
ケルヒャーK2クラシックプラスの特徴は、非常にコンパクトで置き場所に困らず、廉価でお求めやすい価格ってところ。コンパクトなので使う場所を選ばず、狭いバルコニーでも使うことができます。
バルコニーに水道がない場合は、バケツにためた水を吸水ホースで利用する感じです。
本体とオプションの吸水ホースで併せて1万円くらい。ケルヒャーの他製品やアイリスオーヤマなどの他社製品は安くても2万弱はしますので、非常に安いですね。
組み立てが簡単
本体と吸水ホース/吐水ホースとの接続は非常に簡単。
ワンタッチ形式ではないものの、カップリングをクルクル回し入れていく感じで固定します。慣れれば十数秒で取り付け可能です。
吸水ホースの難点は呼び水
吸水ホースを使う場合、ホース内に呼び水を流し込み、本体の中とホースを水で満たす必要があります。この作業が地味に面倒。
呼び水がないと機械にかなりの負荷がかかってしまうので、使用前にコップやタンブラーでホースの吸水口から水を入れていきます。上の吐水口から水が出てきたら本体の中にも水が入っている証拠。
あとは、吸水ホースを溜めた水に突っ込めば、吸水側の準備は完了。
最後に、吐水口に高圧ホースを取り付け、スイッチオン!!
なお、吸水ホースと使っていると何かの拍子に吸水口が水面から出て空気を吸い込んでしまい、水圧が下がってしまう時があります。一度水圧が下がるとなかなか復帰しないので、再度ケルヒャーのタンク内に水を貯めなおす作業が必要です。以下の手順で水を入れましょう。
- スイッチをオフにする
- ガンのバーを引き、残っている水圧を出し切る
- ガンを本体から外す(水圧を下げてからじゃないとなかなか抜けないので注意!)
- 通水してからスイッチをオンにして、吐水口から水が勢いよく出てくるのを待つ
- スイッチをオフにし、ガンを取り付けて、再びスイッチをオンに
この一度貯めなおすってのが、水圧をクイックに戻すコツなんですが、説明書にはこういうのが書いてないんですよね。この手順を確立するまでにかなりの時間を要しました。
デッキブラシよりもはるかに楽で綺麗になる
これまでデッキブラシを使ってバルコニーを掃除してましたが、ケルヒャーの高圧洗浄のほうが遥かに楽ですね。準備・片づけも含めデッキブラシだと2時間かかっていた清掃時間がケルヒャー導入で約50分に短縮。また、中腰で力を入れながらデッキブラシを操るのはかなりの体力を奪われますが、高圧洗浄機なら楽々です。
砂埃など、表面に乗っているだけの汚れは簡単に除去できますし、凹凸に入り込んでいる汚れも水圧によってかき出すことができます。
後片付けも楽。コンセントを抜いてから高圧ホースと吸水ホースを外して外箱にしまうだけ。
一点注意なのが、使った後は本体内の水圧の影響で、高圧ホースが全然抜けません。中の水圧を抜いてからじゃないと取り外せませんので、スプレーガンのトリガーを引いて圧力を抜いてから外しましょう。
おすすめ商品
クラシックプラスの使用感を踏まえ、高圧洗浄機のおすすめを紹介していきます。
ケルヒャーK2クラシックプラスはまあまあ
いま使ってるクラシックプラスは、安くてコンパクトなのは魅力的ですが、音が若干うるさいので、マンション用としてはおすすめできない。夜の作業はまず無理ですね。昼間の使用でも、バルコニーで使う場合はお隣さんに響いてるんじゃないかと不安になります。ただ、ここまでコンパクトな商品は他に無いので、自宅の収納スペースが限られているのであればアリかなと。
電気も水道も不要なアイリスオーヤマは買い
アイリスオーヤマのSBT-512Nは、水・電気供給の容易性の観点から、ベランダ用としては最高だと思います。オススメ!!
【ブラシ+収納ケースセット】アイリスオーヤマ タンク式高圧洗浄機 静音タイプ 最大圧力8.5Mpa 温水対応 中性洗剤対応 水道がない場所でも使用可能 SBT-512N
Price: ¥17,980
5 used & new available from
こちらは、ケルヒャーのK2クラシックプラスより多少高く、サイズも少し大きいんですが、電源不要(充電式)で、水道も不要(タンク式)。またタンクから直接水が供給されるので呼び水が要らないってところが素敵ですね。タンクにパーツを収納できますので、置き場にも困りません。
マンション用なら静音タイプのケルヒャーサイレント
上で紹介した2商品よりもサイズは大きめですが、体感音が50%もカットされた静かな機種がケルヒャーから発売されています。マンション用かつ置き場所があるのであれば、サイレントタイプがオススメ。
なお、このサイレントモデルは東日本と西日本でタイプが違うので、引っ越しの場合は注意が必要。
東日本地区用 50Hz
【旧モデル】ケルヒャー(Karcher) 高圧洗浄機 K3サイレント(50Hz) 1.601-446.0
Price: ¥35,800
4 used & new available from ¥29,800
西日本地区用 60Hz
【旧モデル】ケルヒャー(Karcher) 高圧洗浄機 K3サイレント(60Hz) 1.601-447.0
Price: ¥32,000
16 used & new available from ¥13,500
まとめ
ケルヒャーとアイリスオーヤマの製品を取り上げてみましたが、どんな環境でも万能に使える商品は無く、高圧洗浄機の大きさ、稼働時の音の大きさ、使用場所の水道/電源の有無、準備の手間(吸水ホースへの呼び水など)が一長一短です。何に重きを置くか優先順位を決めて購入する必要がありますね。
個人的なオススメはアイリスオーヤマのSBT-512Nです!