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「ビタントニオ」の温調ドリップケトルは使いやすいけど故障しがち

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ビタントニオ」の温調ドリップケトルは、温度を自由に設定でき保温機能もついてる優れもの。細いノズルなのでコーヒードリップにも最適。しかし、品質面はやや難ありですね。かなり故障しやすい印象です。記事の最後のほうで品質面に触れてます。

一般的な電気ケトルの特徴

我が家では10年もの間、ティファールの電気ケトルを愛用していましたが、先日スイッチが入らなくなってしまったので、最新のケトルを購入することに。品質重視の「ティファール」「象印」、デザイン重視の「バルミューダ」など、色んな選択肢がある中で選んだのは「ビタントニオ」でした。
有名どころの電気ケトルメーカーと比較しながら、ビタントニオの特徴を解説していきます。
 

老舗メーカーは高品質

電気ポット・電気ケトルのシェア上位3つは「タイガー」「象印」「ティファール」で、デザイン性は低いものの、長く使える高品質が特徴ですね。我が家のティファールは、かなり高頻度で使用していましたが、10年間も持ちました。また、1リットルを超える大容量のモデルや、ケトルが熱くなりにくい樹脂製のモデル、お湯に余計な匂いが移らないステンレス製のモデルなど、用途や好みに合わせた幅広いラインナップも特徴です。
 

中でもティファールは家電量販店やAmazonでの値引き率が高くハイコスパ。3000~4000円で購入できるので、ファーストチョイスに打って付けですね。
 

シンプルでかわいいバルミューダ


一方で、メーカーの歴史は浅いものの、従来の家電には無かったデザインが特徴なのがバルミューダ。コーヒーのハンドドリップ用に注ぎやすいノズルと、先端がほんのりと光る灯台のようなハンドルが美しい。
 

お値段は1万円くらい。なかなか値下げされない商品なので、どこで買ってもほぼ同じ値段ですね。
ステンレス製なので樹脂の匂いがお湯に移ることもなく、コーヒー、紅茶が美味しく飲めそうです。容量は600mLと少し小さめ。また、壊れやすいっていう噂をチラホラ聞くので、品質面に若干の不安が残ります。
とはいえ、家で使ってるバルミューダ・ザ・トースターは使い始めて2年が経ちますが、今のところ問題がないので、品質をそれほど気にする必要はないのかも。
 
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デザイン性と機能性が高いビタントニオ

ビタントニオは、バルミューダのようなスタイリッシュなデザインに加え、従来のケトルには無い温度調節機能保温機能を兼ね備えている。「ティファール」「バルミューダ」「象印」には無い魅力を持つ、オススメのケトル。
 

今回、品質やデザイン性などで検討し、最終的に購入したのが「ビタントニオ 温調ドリップケトル」。バルミューダと迷いましたが、容量、機能性でビタントニオに軍配を上げました。容量はバルミューダよりも若干大きい800mLですが、もう少し欲しいところ。
 

温度調節・保温機能が特徴

ビタントニオ温調ドリップケトルの特徴の一つが温度調節機能。紅茶やハーブティーなら100℃、コーヒーなら90~95℃、日本茶なら50~80℃と、飲料に合わせて最適な温度設定ができます。
 

電源プレートに温度表示パネルが付いており、加熱中は設定温度と現在の水温が交互に表示される仕様です。お湯を沸かす速度は、10年前のティファールより断然速い!
 

また、設定温度(画像は100℃)に到達すると、保温機能が作動し、自動で30分間保温してくれます。この機能が思いのほか便利。ティファール時代は、お湯を沸かしていることをすっかり忘れ、気づいた時にはお湯が冷めてる、なんてことが多々ありましたが、保温機能があればひと安心。
なお、ビタントニオを購入し2カ月経過しましたが、保温機能のおかげで怠惰になりました。お湯が沸いてからすぐに注がなくてもよくなってしまったので、放置しちゃうんですよね・・
 

お値段はバルミューダと同じく1万円くらい。ビタントニオもなかなか値下げされない商品ですね。

最後に

他にも色んなメーカーから電気ケトルが発売されていますが、ドリップ用に使える、温度調節ができる、保温もできる、デザイン性も良い、これら4つを兼ね備えた商品はまだまだ少ないですね。ビタントニオは利用者が少なく、品質面の情報があまりないのが欠点。温度表示パネルや電源ON/OFFなどに不具合が出ないか、使いながら品質面を見極めていきたいですね。1~2年ほど経過観察してから、またレポートします。
 
(2019/10/12追記)
ビタントニオですが、一部ロットが無償製品交換の対象になっています。安全性に影響があるので、要チェックですよー( ゚Д゚)
 

ビタントニオ・温調ドリップケトル VEK-10ーKの一部ロットにおける自主回収・製品交換のお知らせ
 
ビタントニオ・温調ドリップケトルの一部のロットにおきまして、ケトル本体のハンドル樹脂部の不具合によりハンドル外れやお湯漏れの恐れ、および電源プレートの配線接続不良による内部焼損の恐れが判明いたしました。
該当ロット製品をご使用のお客様には、直ちにご使用をおやめいただくとともに、温調ドリップケトルの自主回収、および無償製品交換の対応をさせていただきます。
 
こちらの製品をお持ちの方は、下記の【対象製品・対象ロット番号】をご確認ください。 それ以外の方は対象外となりますので、引き続きご使用いただけます。

  • 【対象製品】
    品番:VEK-10ーK
    品名:ビタントニオ 温調ドリップケトル
    対象ロット番号 :
    U08-C, U10ーA, V05-C
  • 【ご確認方法】
    ケトル本体の底面の貼付シールで品番、品名、ロット番号をご確認ください。

©https://www.vitantonio.jp/info/20191101.html

早めに交換しておきたいですね・・!
 
(2020/12/25追記)
無償製品交換してもらったケトルですが、1年ちょっとで壊れました・・。症状は、

  • 設定した温度以上に温度が上がる、100℃に到達しても加熱が止まらない
  • スイッチを入れなくても加熱が始まる

という、結構危ない感じの故障です。
何度かスイッチを入り切りしてる間に症状はおさまったものの、サポートに連絡したところ「無償サポート期間範囲外だけど調査したいので無償交換する」とのことで、新品に買えてもらえました。品質にはちょっと懸念が残りますね。

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