約20年間使っていたレンジが壊れた。各社の主力レンジを比較検討した結果、オーブンレンジ界最強火力を誇る『石窯ドーム』を購入することに。家電マニアも一押しの火力もさることながら、壊れやすい液晶パネルが少ないモデルも発売されており、長く使えそうな一品。
最新モデルの機能は多彩
家電メーカー各社の現在の主力は、TOSHIBAの石窯ドーム、パナソニックのBistro(ビストロ)、HITACHIのヘルシーシェフ、SHARPのヘルシオといったところ。
どのメーカーでも機能のラインナップはさほど差がないですね。だいたい以下が搭載されています。
- オーブン機能
ヒーターで加熱した空気を循環させ食材の外側から加熱する。 - グリル機能
ヒーター熱を直接食品に当て、食材内部に火を通しながら焼き目を付ける。 - レンジ機能
電磁波で食材内部の水分を振動させ内部から加熱する。 - トースト機能
ヒーターで加熱した空気を循環させ食品の外側から加熱する。 - スチーム機能
温めた水蒸気で食品内部に火を通す。 - 過熱水蒸気機能
約300度に加熱した水蒸気で焼く・揚げる。
各メーカーの差別化ポイントとしては、石窯ドームはオーブン・グリル、ヘルシオ・ヘルシーシェフは過熱水蒸気、ビストロはスチームといった感じ。自分がよく使う機能に着眼し商品を選択する必要がありますね。
僕の場合は「焼く/焼き色を付ける」という点に特化したかったので、オーブン・グリル機能が強いTOSHIBAの石窯ドームを選択。念のためビックカメラとヨドバシでレンジ担当者に話を聞いてみたところ「焼くなら石窯ドーム」と口を揃えてたので、これは期待できる・・!
東芝 スチームオーブンレンジ 30L グランレッドTOSHIBA 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-SD5000-R
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石窯ドームの火力はヤバイ
石窯ドームは350度まで温度が上がる唯一無二の商品。他のメーカーは最大でもせいぜい300度が関の山で、この50度の差が明確な違いを生み出す。350度あれば手作りピザが美味しく焼けるんです・・・!!
ネットで注文。サクっと届きました。けっこうでかい。さっそく食材の解凍と温めに使ってみましたが、20年前のレンジに比べるとさすがに次元が違う早さ。すぐに温まります。
これからピザとかパンとか、色々な料理を試してみようと思いますので、また後日使い勝手をレポートしよっと。
トースターは捨てるべからず
この高火力を活かせばトースターとしても使えるんですが、レンジのトースター機能は焼き上がりに時間がかかります。ですので、クイックに使えるトースターは捨てられません。うちで使ってるトースターは、パンを焼くことに特化したスチーム機能付きトースターのバルミューダ。つまり、我が家はピザが焼ける「石窯ドーム」と「バルミューダ・ザ・トースター」の達人二刀流で最強の布陣でございます。
トーストの焼き加減に命をかけているパン派にはバルミューダは欠かせませんね。機能としては、
- トースト機能
- スチーム機能
が搭載されています。電子レンジのトースター機能との大きな違いは、トーストの種類に合わせた4つのモードが搭載されている点。食パンからクロワッサンまで、絶妙な焼き加減で、焼き立ての味を再現してくれます。すごく絶妙な焼き加減で、普通のトースターなら絶対に丸焦げになるクロワッサンもばっちり焼ける。
バルミューダの詳細をチェック!
ひと昔前(15年くらい前)は、世の中にはレンジ機能だけを搭載した電子レンジとトースト機能だけを搭載したトースターしか無かったので、機能が増え過ぎた今は購入時に少し混乱しますね。
おまけ
対抗馬として検討したヘルシオの情報をざっと書いておきます。
ヘルシオは「パンもお惣菜も作りたてのおいしさを復元」が売り文句の多機能型のオーブンレンジ。つまり色んな機能が付いたレンジなので、パンも焼けるし、ノンフライ調理もできるし、グラタンだって作れちゃう。
具体的な機能としては、
- オーブン機能
- グリル機能
- レンジ機能
- トースト機能
- 過熱水蒸気機能
などが搭載されていますが、一番のポイントは過熱水蒸気。たっぷりの過熱水蒸気で食材の中心までしっかり加熱しながら表面をすばやく焼き上げる仕組みです。
ヘルシオアは、レンジでの温めから本格的なオーブン/グリル料理までを一台でこなせ、過熱水蒸気機能で「減塩」や「脱油」もできるし、トースト機能もついてますので、これ一台あればほぼなんでも出来ますね。
ただ、知人に聞いたところ「トーストに焼き色が付かない」「液晶がすぐに壊れた」とネガティブな情報があったので、購入を見送りました。