「ソーダストリーム」は、いつでも新鮮でおいしい炭酸を自由自在に作れる、炭酸好きには手放せない最強の家電。簡単操作で自分好みの強さの炭酸が作れるのが特徴だ。そんなソーダストリームを1年間使ってみたので、使い勝手、コスパ、トラブルなどをレポートするぞ。
ソーダストリームの使い勝手
ソーダストリームの最大のメリットは、なんと言っても炭酸を購入する手間から解放されること。ソーダストリームが無いと、炭酸水をスーパーや薬局などで購入する必要があり、これが本当に面倒。水は嵩張る上に重いので持ち運びが大変。
ソーダストリームがあれば、自宅の水道水(ただし浄水されたもの)を使えますし、水道水で十分に美味しい炭酸水が作れます。作り方も簡単で、
- 水を専用ボトルに入れる
- そのまま冷やしておく
- 飲みたいときにガスを充填する
の3ステップで、新鮮な炭酸水が出来上がります。手間が全くかかりません。
ソーダストリームの炭酸ガスボンベの残量さえ管理すれば、炭酸水の購入の手間や運送の手間を省き、保管場所の節約にもなりますね。
ソーダストリームのコスパ
次に最初に、コスト面を見ていきましょう。ソーダストリームを使うと、炭酸水代はどのくらい節約できるのか?ここが気になるところですよね。
結論から言うと・・、1.5年で元が取れるくらい節約できます!
計算の前提
炭酸水を飲む頻度によって結果は多少変わるかと思いますが、ここでは1日でペットボトル1本分の炭酸水を飲む場合を前提に置き、計算してみます。具体的には以下の通りです。
- 比較対象
市販の強炭酸水100円(350ml) - 初期費用
ソーダストリーム本体は20,520円、オプションボトル1,600円(※)
(ガスボンベは一本無料で付いてくる) - 運用
市販の炭酸水は1日350ml、ソーダストリーム製は1日500mlを消費
ソーダストリーム製は炭酸をMAXまで充填
ガスボンベの交換費用は2,160円(※)
この前提で、市販の炭酸水購入をソーダストリームに置き換えてみた場合、付属のガスボンベを約2カ月で使い切るペースとなり、だいたい1.5年で元が取れるくらいの節約になります。
注意
ソーダストリーム ソーダストリーム Fuse(ヒューズ)ボトル500ml 1本 メタル SSB0025
Price: ¥1,580
1 used & new available from ¥1,580
ガスボンベは交換すると安い
炭酸ガスボンベを新規購入すると1本3,700円かかりますが、空ボンベとの交換なら2,160円です。ボンベは1本だけ最初から付いてきますので、空になってから交換すると安上がりです。
「元を取る前に壊れてしまったらどうするんだ!?」という心配もあると思いますが、普通に使っていればまず壊れないと思いますので、あまり気にしなくてよいでしょう。
買うべきモデル
ソーダストリームには何種類かの商品ラインナップがあり、それぞれ機能や使用感が異なります。ポイントは3つ。
- ガス抜き
炭酸を生成する際に、ボトル内のガス圧が高まり閾値を超えると水が噴き出してしまう。このガス抜きのやりやすさ。 - 炭酸注入
水に炭酸ガスを注入する時間の長短で炭酸の強さを調整する仕組みですが、ここが自動か手動かの違い。 - 電源の要否
炭酸注入を自動で行ってくれるモデルは電源が必要。
上に挙げた3つのポイントの違いで、ソーダストリームのモデルは3種類に分かれています。
- Genesis v2(ジェネシス v2):安い。ガス抜き(※1)が面倒。
- Source v3(ソース v3):値段は中間。ガス抜きが楽。
ソーダストリーム Source v3 (ソース v3) スターターキット(未発売 ブランドロゴボトル付き)
Price: ¥20,928
2 used & new available from ¥16,600
- ソースパワー:一番高い。3つのボタンを選んで、強炭酸水から弱炭酸水まで自動で生成(※2)。電源が必要(※3)。自動でガス抜き。
Price: ¥31,900
1 used & new available from ¥31,900
個人的には「Source v3(ソース v3)」がオススメ。電源不要なので設置場所を選びません。また、ガス抜きが楽なのが良い。より安いモデル「Genesis v2(ジェネシス v2)」はガス抜きが本当に面倒です。きっと後悔する。なお、電源が設置場所の近くにあれば、最高位モデルのソースパワーでもいいかも。
チェック!
ソーダストリーム ソーダストリーム Fuse(ヒューズ)ボトル500ml 1本 メタル SSB0025
Price: ¥1,580
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また、ソーダストリームは全く値下げされない商品なので、価格.comでも楽天でもアマゾンでもビッグカメラなどの家電量販店でも、どこも値段が一緒。安いところを探すだけ無駄なので、買いやすさ重視で購入場所を選びましょう。
最後に
全モデルに共通する注意点ですが、ソーダストリームは初期不良がかなり多いです。ネット上の口コミでも散見されますし、私も2回ほど初期不良に当たってしまい、家電量販店で交換してもらっています。